こんにちは、NIコンサルティングの草薙です。
iPhone5ついに発売されましたね。
ず〜っと待ち続けていたのですが、3年間使い続けたiPhone3GSが故障により充電できなくなったため、先週末に携帯電話を買い換えてしまいました。
仕事で電話は必要なので、至急、携帯電話を買わなければなりません。
あなたなら、どのように携帯電話を選びますか?
私は購入前に以下のように考えていました。
「Docomo,au,Softbankのどれにしようかな?」
「Softbank同士なら、1時〜21時までは通話料が無料だからSoftbankかな?」
「iPadを持っているから、携帯電話は通話専用にしてWillcomも考えられるなぁ」
今回はiPhoneではなくても良いので、キャリア(携帯電話通信会社)はどこでもいいわけです。このような時に便利な場所は、全てのキャリアを取り扱っている携帯電話ショップです。Docomoショップやauショップなど単独のお店にひとつひとつ話を聞きに行くのは面倒で仕方ありません。DocomoもauもSoftbankも取り扱っているお店に行けば、ワンストップでそれぞれの会社を比較しながら選択できます。
私は伝えました。
「iPhoneが壊れて充電ができなくなったので、今日携帯電話を買わなければなりません。Softbankではなくても良いのですが、何が良いですか?」
購買決定要因(何を重視して商品を決定するのか)が分かっていないお客さんです。
ということで、まずは「現状」を確認されました。
携帯電話番号をお伝えすると、Softbankで利用中の請求明細を調べてくれます。
「月々○○円支払っていて、Softbank同士の通話料が○○円です」と。
【“価格(COST)”に関する現状確認】
「どこに電話をされることが多いですか?」と聞かれたので、「仕事用としても使っているので、一般電話(06-XXXX-XXXXなど)に電話することも多いですとお伝え。「今のプランだと、10円/30秒なので、10分200円です。たくさん電話をされるようなら、Willcomの電話かけ放題がおススメです。月額3,000円くらいでかけ放題です。1日16回まで、1回10分以内という条件はありますが・・・」と、色々教えてくれました。
1時間以上にわたり、キャリア毎の通話料を比較検討した結果、
「ん〜、デザインで決めますわ!」と私。
通話料が高くのなるのならWillcomをもう1台持ったら良いと判断したためです。
“価格(COST)”を確認した後は、“品質・性能(Quality)”の比較です。
とりあえずファッショナブルな携帯電話を目の前に並べてもらい、そこで5感を使って比較検討。
1)視覚
→色・形などを吟味するも、あまり大きな違いはなし。
2)聴覚
→携帯電話から心の声が・・・って聞こえてこなかったので除外。
3)触覚
→さわり心地は重要です。持ちやすいか、滑りにくいか、など。
4)味覚
→携帯電話を食べるわけにもいかないので除外。舐めると美味しい電話・・・
5)嗅覚
→携帯電話を匂ったりしないので除外。いい匂いの電話は売れるかも・・・
結局、“触覚”を重視して、2機まで絞り込み完了。
あとは細かな機能です。
「こっちはQuad Core、こっちはオサイフケータイ機能、こっちは防水、こっちはワンセグ、こっちはテザリング、などなど」
両機種とも「ワンセグ」と「テザリング」は付いていたので、悩みに悩んだ結果、
「この機種だと、今はキャンペーンで18,000円相当のイヤホンが付いてきます」と後押しされ、最後にはauのHTCに購入を決定しました。
そして、最後に“納期(Delivery)”の確認。
私はどうしても、その場で携帯電話機を手に入れる必要がありましたが、お目当てにしていた携帯電話のその色は、残念ながら在庫切れ!!その日に買わざるをえない状況だったため「在庫がないのなら、別のお店で買いますわ!」と言えるのですが、そのショップ定員さんを気に入っていたので、別の色で妥協して購入しました。
今回の私のように「購買決定要因」が分かっていないお客さんには、QCDを確認してみてはいかがですか??『Q(品質・性能)、C(価格)、D(納期)』です。
それにしても、今回携帯電話を買ったショップ定員さんの接客は最高でした。
4社(Docomo,au,Softbank,Willcom)を比較検討したため、契約手続きを完了するまで4時間以上かかりましたが、嫌な顔ひとつせず親切に対応してくれました。
携帯電話通信会社(キャリア)が決まっていない場合は、全てのキャリアを取り扱っている代理店に行くことをお勧めします。
製品を仕入販売している商社や代理店、問屋さんの価値。
各メーカーを比較検討できる立場にあるので、情報を切り分けながら、お客様にぴったりの商品を提案できれば、ものすごく価値があります。
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これからも、ちょくちょく見に来ます。
そういえば、K永さんのブログは、読んだことがない。