「子供に習い事をさせたいけど、何が良いか分からない」と、言っているママさんがいました。ニーズ(要望)は顕在化(ハッキリ)しているのですが、まだ具体化されていません。私の子供の場合、最近「卓球教室」の体験レッスンに行っています。すでに3つの教室に行ったのですが、各教室それぞれに特徴があり、あとは、どれか一つに絞るだけです。かなり具体化されています。
そのママさんは、周りの子供たちがどんな習い事をしているのか、ママ友に聞いていると言っていました。勉強熱心ですね。例えば、水泳・塾・ピアノ・体操・サッカーなどを習っている子供が多いとのこと。Googleで「習い事 子供」と検索してみると、子供たちが実際に習っている習い事のランキングが出てきました。結果は以下。
1位:水泳
2位:学習塾
3位:通信教育
4位:音楽教室
5位:英語・英会話
6位以下は割愛します。
本当に色々な習い事があります。選択肢が多いと迷いますね。「卓球教室」はランキング外でした。そのママさんも初耳の習い事だったようで、びっくりしていました。
選択肢が多すぎる時は、カテゴリに整理すると分かりやすいですね。
例えば、学習系なのか、スポーツ系なのか、武道系なのか、音楽系なのか。
■学習系(英語・英会話、書道・習字、学習塾、そろばん教室、幼児教室、パソコン教室、絵画、料理教室、将棋教室、つみき教室)
■スポーツ系(スイミング、体操、サッカー、ダンス、野球、バレエ、卓球、ゴルフ、陸上)
■武道系(空手、剣道、少林寺、柔道、ボクシング)
■音楽系(ピアノ、リトミックス、エレクトーン、バイオリン、フルート)
カテゴリに整理すると、思考も整理されます。ただ、結局、何が良いのか分からず、決められずに終わりそうです。
こんな時に大切なのは「なぜなぜ分析です」。
「なぜ、子供に習い事をさせたいのですか?」
いきなりこのように聞くのも失礼なので、回りくどいですが、色々な習い事があるという話をしてからが良いですね。
例えば「子供が、土日、暇そうに家でテレビばっかり見ているから」
⇒「週末は親子で外出」 でも良く、習い事は不要になります。
例えば「もっと人前でハキハキ話せるようになってほしいから」
⇒「演劇を習う」でも良いですね。
商談も同じです。例えば、
『システムを導入したいけど、何が良いのか分からない』と言われたら、あなたなら、どのように答えますか?
システムにも色々とあります。
会計・勤怠・給与・販売・生産・顧客管理・セキュリティ などなど・・・
その上で「なぜ、システムを導入したいのですか?」
と聞くと、本当に必要な解決策を説明できるのではないでしょうか。
遠慮なく理由を聞いてみましょう!
先日、子どもの小学校入学に向け、ランドセルを買いに行きました。
お目当てはランドセルだったのですが、店員さんにクロスセルされました。
※クロスセル・・・他の商品などを併せて購入してもらうこと
ランドセルに付けるアクセサリーでもクロスセルするのかと思いきや、
まさかの「みまもりAIサービス」。
子どもの行動パターンをインプットし、位置情報を教えるだけでなく、
普段訪れる場所への到着や出発を自動通知し、普段と異なる行動パターンを示した際の
AI異常アラートも搭載しているらしい。
「子どもの安全」を考えると、クロスバイしたくなりました。
ランドセルを買いにいったら、クロスセルされた商品が「プリンター」だとしたらいかがでしょうか?
小学校で必要となる教材の印刷が必要だと訴求できたら購買動機が高まります。
ランドセルを買いにいったら、クロスセルされた商品が「WEB会議システム」だとしたらいかがですか?
お孫さんとの会話を楽しむのに使えるかもしれません。
ランドセルを買いにいったら、クロスセルされた商品が「販売管理システム」だとしたらいかがですか?
関係ない商品を押し売りされたと感じてしまいますね。。。しかも、高い!
クロスセルではあまり高いものを売らないということが鉄則です。
クロスセル商材は、お目当ての商品価格の3割以下である必要があります。
クロスセル商材の金額が高くなり過ぎてしまうと、顧客側が難色を示すケースが多いです。
元々買おうと思っていた商品よりも高くなってしまうことは避けないといけません。
なぜなら、本来買おうとしていた商品も見送られる可能性が出てくるためです。
クロスセル営業では、高い商品を売るよりは、安くてもご満足いただける商品を選択することが大事なのです。
例えば、複合機を販売している会社の営業ご担当者が当社の製品をクロスセルする場合を考えてみましょう。
利用している複合機の調子が悪く買い替えを検討しているお客様と面談した際、
お客様のお目当ては複合機です。どうしても必要なので複合機を買うでしょう。
でも、複合機だけで終わらず『NI collabo 360』のワークフロー機能をクロスセル!
https://www.ni-ware.com/function/workflow.html
「稟議書」「出張申請」「休暇欠勤届」など、元データがExcelの申請書類を
複合機で出力⇒押印⇒承認者に手渡ししている中小企業は非常に多いです。
承認者が出張中・他拠点にいる場合でも、いつでもどこでも承認できるため、意思決定スピードが上がります。
他にも、最近は勤怠管理システムを導入したいと考える企業は多いです。
ニーズが顕在化しているため、勤怠管理システムをご購入いただける確率も高いでしょう。
でも、勤怠管理システムだけで終わらず、見積支援システム『Sales Quote Assistant』をクロスセル!
https://www.salesforce-assistant.com/mtm/
勤怠管理システムの導入だけでは、残業は減りません。
残業を減らすためにも、営業マンには直行直帰を推奨。
移動中やアポとアポの合間に業務をしてもらいます。外出先で見積書を作成して頂くことができます。
上記は、当社の製品をクロスセルした場合の例えですが、お客様のお目当ての商品を売りつつ、是非クロスセルをしてみてください。
]]>私の娘が通う幼稚園では、毎朝、激しい運動から一日がスタートします。
体験入園の時、保護者も同じ運動をさせられたのですが、みんなヘロヘロになっていました。身体の強い子に育つだろうな、と思い、私はその幼稚園を強く志望しました。
現在、娘は、毎日楽しそうに幼稚園に通っているのですが、過去に一度だけ「幼稚園、休みたい」と言ったことがありました。その原因はすごくシンプルでした。
少し鼻水が出ていたので、2日連続で朝の運動を見学したからです。
私は衝撃を受けました。
ただ、朝の運動をしなかっただけで、そんなに、やる気が失われるのかと。
朝の運動は、ただ身体を強くしていただけではなく、メンタルも強くしていたようです。
それ以来、子供だけに限らず、やる気を失った大人に出会うと、運動していないのかな?と思ってしまいます。私自身もやる気が低下していると感じる時は、無理やりにでも運動するようにしています。
私の娘が通う幼稚園では、『動育(運動を通して幼児期の子どもたちを心身共に成長させ、健やかに育てること)』に力を入れており、先日の参観日でも『動育』に関する講演がありました。
「身につけておきたい36の基本動作」というものがあり、走る・ぶら下がる・跳ぶ・はう・投げるなど、様々な動作を行う運動が必要だと言っていました。
運動をしない子供が増えている要因としては、スマホの影響があるようです。スマホの画面にくぎ付けになる(=スクリーンタイムが増える)ことにより、学力が大きく低下することに警鐘を鳴らしていました。
ここ最近、iPhoneに標準搭載された「スクリーンタイム」という機能があります。
私もiPhoneを利用しているのですが、自動的にスマホを使用している時間や内容に関するレポートを通知してきます。Google〇分、LINE〇分、ニュース〇分、など。
また、スマホを使わない時間(休止時間)を決めたり、アプリ毎の使用時間を制限することも可能です。スマホを開発しているAppleさえも、スマホの使い過ぎには否定的なようです。
スマホに限らず、会社で仕事をしていると、パソコンの画面ばかり見ているのではないでしょうか?
日本人は世界20ヶ国の中で、一日7時間と最も座り過ぎの国というデータがあります。アメリカ・中国は一日4時間というデータです。私はAppleWatchを着けているのですが、1時間座りっぱなしだと「そろそろ立ちましょう」と教えてきます。
働き方改革が叫ばれる昨今、業務改善に取り組むのはもちろんのこと、合わせて身体的な改善も必要ですね。
現在、私のスマートフォンは、iPhone5sです。故障した訳ではないのですが、データ容量も限界のところまできているため、そろそろ買い替えを検討しています。現在がiPhoneなので、そのまま使い勝手が慣れている「iPhoneX」に切り替えるのが常套手段です。新しく操作方法を覚える必要もないし、検討に時間をかける必要もないし、データ移行も簡単そうなので、スイッチングコストが安く済みます。軽くインターネットで検索すると、iPhoneXは、ホーム画面が無くなった分、画面も大きくなり、また、画質も鮮明になったとメリットが書かれていました。スタイリッシュなイメージだったので、すぐに欲しくなりました。
ただ、価格が10万円を超え、インターネットで検索するだけでは不安だったので、周りの人にも聞いてみました。果たして、iPhone(iOS)が良いのか、Androidが良いのか。iPhoneの日本語入力がしづらいという意見がありましたが、そこは「Simeji」アプリで解消できるということが分かりました。スマホゲームをする人は、iPhoneの方がゲームの動作がスムーズという意見もありました。そして、Androidの場合、同じAndroidでも、不人気なメーカーがありましたので、その不人気なメーカーは、消去しました。やはり評判は大切です。
その結果、「iPhoneX」か「Galaxy Note8」に絞り込まれました。そんな時、タイミングよく「Galaxy Note8」のイベントがありました。docomoなどキャリアの店舗で店員さんに聞いても、機能や価格の説明ばかりで楽しくないのですが、このイベント内で説明を聞くと非常にワクワクしてきました。さすが「アミューズメントパーク」と呼ばれている体験型イベントです。ペンを使って画像をデコレーションさせてくれたり、水槽に端末を落として防水機能を実演してくれたり、VRのアトラクションを体験したり、楽しめました。特に気に入ったのは、外国語で書かれた看板を写真で撮影してペンをかざすと日本語に変換してくれる機能です。さらに、商品画像にペンをかざすと類似の商品を検索してくれるという機能も実用的でした。まさに魔法のペンのように感じました。「すぐに欲しい!」と感じました。ただ、1点だけ気になったのは、スマホの重量です。スマホを借りてパシャパシャ撮影する体験もあったのですが、重さが気になりました。体験というのは、良い面も悪い面も体験できるので、買い手側も納得して購入を検討できます。売り手側にとっては、体験というのは、見込客にメリットを実感頂ける反面、デメリットを隠し通すことはできません。つまり、体験をさせてくれる商品は、売り手にとって、自信のある商品だけかもしれません。
我々も、自社商品を包み隠さずに体験できる機会を作っております。
◆SQAスタートアップ研修
https://www.ni-consul.co.jp/etp/2018/sqa-start.html
SQAというのは、Sales Quote Assistantの略称で、見積業務に関わる営業活動を効率化するシステムです。
エクセルで見積書を作成している企業様は『SQAスタートアップ研修』を体験してみませんか?
是非「ガラケーVSスマホ」のような違いをご体験ください。
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今年もあと1ヶ月。今年、流行語大賞には選ばれなかったですが、ニュースなどで頻繁に「AI(人工知能)」という言葉をよく聞きました。「AIスピーカー」が身近なものになれば、一気に「AI(人工知能)」が現実味を帯びてくるでしょう。
技術は本当に進化しています。分からないことを調べたい時、Google検索をすることで、該当のWEBページが見つかります。パソコンのキーボードを使ってキーワード検索をしてきた時代から、スマホ・タブレットの「音声入力」でキーワード検索をする時代になってきました。私も天気を調べる時は、iPhoneのSiriを使って天候を確認しています。昨年は、ソフトバンク社の「Pepper」が大きく取り上げられましたが、今年は「AIスピーカー」。見た目は違いますが、どちらも、まるで人間のように頭脳を持っております。
どの企業も、採用難となり、少ない人数で効率の良い業務ができるよう知恵を絞らざるをえなくなってきております。企業の魅力を高め、柔軟な働き方を許容することで、労働人口を増やすことを考えつつ、その一方で、一人当たりの生産性を高める方向に舵を切っている企業が増えています。事務所内にも「AIスピーカー」が置かれ、分からないことは人に聞くのではなく、「AIスピーカー」に聞いた方が早いとなる時代の到来です。
ただ「AIスピーカー」が教えてくれるようになるには、社内に蓄積されている知恵やノウハウ、Q&Aをデータベース化しておく必要があります。例えば、受注情報を登録する時の細かなルールに関しては、社内にマニュアル化されていることがあります。マニュアルを正確に読む社員は限られているため、どうしても登録ミスが発生します。注意すべき点を事前に「AIスピーカー」に聞くことで、社内マニュアルの中から検索して教えてくれると、それだけで生産性アップです。さらに、登録中にミスをしていたら「そこは、間違っていますよ」と教えてくれたら、最高です。
我々も中小企業の生産性向上をお手伝いするため、「AI秘書」を開発し、常に進化を続けています。「AI秘書」は、優秀なマネージャーやコンサルタントのように、営業担当者が抱えている見込案件の進捗状況や面談者のレベル、商談のニュアンス等を読み取り、クロージングのタイミングを指導したり、中だるみになった商談への介入を上司に指示したりすることが可能です。
「AI秘書」をご紹介すると、「知らない間に、時代はここまで進んでいるのか」と驚かれる方も多くいらっしゃいます。まだまだアナログで経営をしている企業も、この機会に進化を遂げている最近のテクノロジーを取り入れることをご検討ください。
IT業界だけに限らず、技術は常に進化しています。最近、リフォームのショールームに足を運んだのですが、今時の浴槽は、4時間経過後でも2℃ほどしか湯温が下がらないほど、保温効果があるようです。私自身、昔、追い炊き機能が搭載された時、革命が起きたことを記憶しておりますが、コンピュータのテクノロジーだけではなく、あらゆる業界において、時代の進化に取り残されないようキャッチアップしていきたいですね。
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私のお客様でも「残業禁止!」という企業が増えてきました。『働き方改革』の波が中小企業にも押し寄せてきましたが、「働き方改革=長時間労働の是正」と捉えている企業が多いです。前職では『スイスイデイ』と言ったりして、水曜日はスイスイ早く帰りましょうね、という活動をしておりましたが、どことなく徹底度にかけていました。ここ最近は、電気やパソコンが強制的に消されたり、残業をしているとボーナスを減らされたり、会社側も長時間労働の是正に覚悟を持って取り組んでいます。本気で取り組む企業が増えていることは、なぁなぁでやるよりは良いことではないでしょうか。
今までサボりながらダラダラ仕事をしていた人であれば、業務時間内に仕事も終わるでしょうし、企業側としては残業代も削減でき良いことずくめです。定時後、同僚と仕事とは関係ない話をペチャクチャ喋って職場に居残っていたのであれば、電気代や空調費も削減されメリットもあります。
ただ、「早く帰れと言われても、仕事が溜まる一方だ」という不満の声も聞きます。業務時間内にさばき切れない程の業務量を抱えている人からすると、どうやって業務時間内に完了するのかは喫緊の課題です。『生産性を高めよ!』と叱咤激励されても厳しいのが現状ではないでしょうか。仕方なく、残った業務を自宅に持ち帰って仕事をしている人も多くいるでしょう。生産性が上がったというよりは、職場で残業して対応していた業務が、自宅で対応することになった、というだけの場合も多いです。
職場で仕事をしていた時は、残業代がもらえて給料の足しにできていたのが、自宅で仕事をすることで残業代は出ず、不満をもらしている企業の社員はたくさんいます。みなし残業を撤廃された会社の営業マンもいますが、今までの生活レベルを維持できずに大変だと言っていました。みなし残業でもらっていた時間給分、残業できるかと言うと、現実は難しいようです。会社側も無駄な残業を認めるわけにはいかないため、事前に上司への報告が必要で、その報告は面倒くさいものなので、結局、残業せずに明日に持ち越すか、自宅に仕事を持ち帰るということになります。
では、理想として、仕事を自宅に持ち帰ることなく、どうやって業務時間内に完了するのでしょうか?終了時刻が固定されることで何とか時間内に仕事を終えようとするため、少しはスピードアップしているかもしれません。「今日は夜7時から予定がある」となれば、それなりに業務を終えようとやりくりするはずです。
ここ最近の日本の環境が「残業禁止」の風潮があるため、なんとか気合で乗り切ろうとしている人が多くいます。ただ「そうは言っても難しい」と不満を抱えるだけで、諦めている人が大半です。気合だけではない知恵や工夫が必要とされておりますが、また、次回以降、取り組み事例を説明します。
7月24日が「テレワーク・デイ」になりました。2017年から2020年までの毎年、東京オリンピック開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけて、テレワーク一斉実施の予行演習を呼び掛けていくようです。2020年の東京オリンピックでは、国内外から大勢の観光客が集まり、首都圏で大変な交通混雑が予想されるためです。
そもそも「テレワーク」とは、何でしょうか?
ご存知の方も多いと思いますが、『Tele=離れたところで Work=働く』ことを意味します。
テレワークにより、自宅や移動中、外出先やサテライトオフィスなど、場所と時間を選ばず、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
一時期「ノマドワーカー」という言葉が流行りましたが、場所を選ばずに働けるという点においては類似していますが、「テレワーク」はメリットがあるのでしょうか?
メリット?:人材確保
結婚・育児・介護など、環境変化によって離職せざるをえなかった社員が『在宅勤務』というスタイルで働けるようになり、優秀な人材を手放さずに済みます。
これは、非常に重要です。あなたの会社では、どんな退職理由が多いですか?『在宅勤務』というワークスタイルが普及することで、人材が辞めずに継続して働いてくれるのなら、ありがたいですね。
メリット?:事業拡大
拠点がない場所でもテレワークを活用して、営業展開を拡大することができます。私の前職では、47都道府県、ひとつひとつにエリア担当者を配置しておりました。もちろん、47都道府県に支店を構えているわけではなく、『在宅勤務』です。お客様対応は、社員の自宅から直行です。大阪の事務所から、四国の高知に出張するのではなく、高知在住の社員を雇用して顧客対応してもらうのです。拠点を出すよりもコストがかかりません。
『在宅勤務』をOKにするのは良いのですが、解決すべき課題があります。それは、勤務予定や勤務状態の把握です。ついつい、在宅勤務者はサボっているのではないか?と思ってしまいます。だから、在宅勤務時の着席/離席状況が共有され、本社勤務者との間でスムーズなコミュニケーションが図られることが重要になります。
物理的な壁は、ITを使って乗り越えることが簡単な時代になりました。弊社では、テレワークを支援するサービスを展開しています。
http://www.ni-ware.com/telework/
月間380円で気軽に取り組んでいただけますので、是非テレワーク導入と同時にご検討頂ければと思います。
先日、あるクライアント企業の営業部長と『訪問計画の立て方』について議論をしました。
現在は、エクセルで作成した予定表に対し、営業メンバーに訪問予定の企業を入力させており、毎月初めにそのエクセルを基に各メンバーとミーティングをしておられます。
具体的なアポイント日時を決めた予定表ではありませんが、その月に、どのお客様に対して、何回訪問をするのかをメンバーと合意し、訪問できたか、できていないのかを営業部長がチェックします。なかなかの徹底ぶりです。
そのクライアントでは、既存客への訪問がメインのため、行く用事がなくても、定期的に足を運ぶことが大切です。もちろん行き過ぎてもいけませんが、放置していると、競合会社が狙いに来て、ひっくり返されることもあるため、適正な回数、訪問する必要があります。
計画を立てていないと、行き当たりばったりで、時間が出来たら行こう、となってしまい、他の業務に忙殺されていると、月が終わって訪問していなかった、ということになりかねません。そのように、無計画な企業は山ほどあります。あなたの会社はいかがでしょうか?
そのクライアントでは、今はエクセル管理をしていますが、今後は、弊社開発の『Sales Force Assistant』を利用して「訪問計画」を立てていくことになりました。
http://www.salesforce-assistant.com/ksn/ksn-06.html
上記URLに掲載している「訪問計画」の画面を拡大してみてください。担当顧客の一覧が表示され、その右側に『基準』と『計画』の回数も合わせて確認できます。月に4回訪問すべき顧客なのか、月に1回の訪問で良い顧客なのか、1社ごとに月基準訪問回数を設定できます。そして、その基準回数と計画回数に差があるかどうかを一目瞭然で確認できます。
月初に計画を立てても、月中や月末の予定を変更することもなく実行するのは難しいので、毎週金曜日には、翌週の計画を見直すという作業も必要です。社内業務や他のアポイントとの兼ね合いも考慮に入れながらスケジュールを見直すことが可能です。
今週・今月のことだけではなく、翌週・翌月の活動のことを考える時間は非常に重要です。それが、先に行動を管理する『先行管理』です。自分の担当顧客一覧とにらめっこしながら訪問計画を立てるのは、時間はかかりますが、後で行き当たりばったりになることを考えると無駄な時間を省くことにもつながりますので、計画を立てる時間を軽んじている方は是非お試しください。
]]>3月もそろそろ終わりに向かい、少し暖かい気候になってきました。3月は決算月の企業も多いので、ラストスパートをかけている時期かと思います。IT関連の企業へ訪問すると『IT導入補助金』により、売上・利益増加に貢献したと言っておりました。
『IT導入補助金』というのは、正式名称『平成28年度補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業』のことですが、中小企業事業者等がITツールを導入する経費の一部を補助することで、生産性の向上を図ることを目的としております。ITツールの導入に二の足を踏んでいた中小企業事業者に対して、背中を押すことができる施策です。
1次公募は2017年1月27日〜2月28日と非常に短い期間でしたが、補助金の活用により、弊社のITツールを導入した企業もたくさんありました。2次公募については、3月中旬〜6月30日(予定)となっております。次は3ヶ月以上の期間があるので、十分にITツールの導入をご検討いただけますね。過去にITツールの導入を見送った企業様に、チャンス到来です!ITツールを無料で導入できるわけではなく、補助率は2/3以内、上限額100万円、下限額20万円であることはご注意ください。
目的は、ITツールを安価に購入することではなく、生産性の向上するためです。そもそも『生産性』とは何なのでしょうか?
一般的には「生産性」とは「産出量(アウトプット)÷ 投入量(インプット)」を指します。インプットに対してアウトプットが多いほど生産性が高いことになります。労働生産性に関しては、日本はOECD加盟諸国35か国中『22位』です。その原因としては、IT化の遅れ、解雇規制があることにより生産性の低い人間が淘汰されない、無駄な残業、過剰なオモテナシ要求等、様々なものが挙げられますが、『IT導入補助金』はその原因のひとつ(IT化の遅れ)を払拭するきっかけとして活用できます。
ITツールを導入することで、本当に生産性が上がるかどうか懐疑的に思われる方も多いでしょう。ただ、アナログなやり方を継続していても生産性が上がるかどうか、これも懐疑的です。『生産性を高めるためにITツールを活用する』という本来の目的を見失わなければ、ITツールにより生産性が下がることはありません。但し、目的を見失ってしまうと、宝の持ち腐れになることもしばしばあります。
方向性を見失わないように、我々が『生産性向上』に向けサポートをさせて頂きます。
私事ではありますが、4月から娘が幼稚園に入園します。
初めての団体生活を経験していく中で、成長を願うばかりです。
先日、入園前の説明会に参加させて頂いたのですが、「国際学力調査(PISA)」についての話がありました。そのデータによると、日本は科学・数学の順位は過去最高だったのですが、読解力が低下しているということでした。書物に書かれた文章を読むのではなく、WEBサイトやSNSに書かれた平易な文章を読むことが多くなっているのが原因かもしれません。専門家は「読解力の基礎となる語彙の量が不足している」と警鐘を鳴らしているようです。
百ます計算の生みの親である「岸本 裕史」先生が調べた調査もご紹介頂きました。
その調査によると、小学校の成績を5段階で分けた場合、成績レベル最下位グループの語彙数が小学校6年間で、2,000から8,000に増えたのに対し、成績レベル最上位グループの語彙数は、7,000から37,000まで増えたようです。語彙数の差にすごく開きが出ているのが分かりますが、小学校1年生の時点で、すでに5,000語の開きがあるというのも驚きです。小学校に入学するまでの間に、どれだけ新しい語に接するのかも大事ってことですね。
その幼稚園では、寺子屋の教育方法を取り入れているようです。寺子屋の教育というと、論語をはじめとする古典の音読・素読みをするのが基本です。我々NIコンサルティングでも、コンサルティング現場で、孫子や論語、韓非子など、古典を活用することも多いため、子供に負けないようにさらに学んでいこうと思います。
ビジネスの現場でも、この人は「頭がよさそう」「思慮深い」とか「子どもっぽい」といった印象を受けることがあると思いますが、その印象を決定づける最大の要素が語彙力です。そういった意味では、子供だけが語彙力を身に付けるものではなく、大人になった我々も語彙力を強化し続けることが非常に大事ですね。
]]>日々のビジネスの中で、血みどろの戦いを繰り広げている企業は多いのではないでしょうか?今回、競合との戦いに勝ったけど、別の案件では負けた。最終的に価格で負けてしまった。勝ったのは良いが、利益率がものすごく低い。スポーツの世界と同じで、ビジネスの世界にも勝ち負けがあります。最終的に購買を決めるのはお客様であり、選ばれる存在であり続ける必要があります。自社も頑張っていると思いますが、同じように競合他社も頑張っているため、勝ち続けるのは難しいものです。
その中で、最近、身近で聞くことが多くなってきたのが「ブルーオーシャン」。以前から考え方として有名な言葉でしたが、実践に移す中小企業が増えてきたように思います。血みどろの戦い、レッドオーシャンで利益率を削りながら戦ってきた業界は、特にブルーオーシャンという場に身を移してきています。レッドオーシャンでの戦いが全てなくなるわけではないのですが、少しでも避けようという動きが目立ってきました。
私のクライアントでも、過去ずっと対応してきたお客様とのお付き合いを継続しつつ、+αで新業界でのビジネスにシフトしております。どうやって新業界に切り込むかと言うと、接点として活用しているのは「展示会」です。しかも、自社の業界に関連する展示会ではなく、全く関係のない業界の展示会に出展します。関係のない業界の展示会に出展したら、見込のないお客様も多いのではないか、と思いますが、その疑問の通り、実際に外れることも多いようです。ただ、試行錯誤を繰り返す中で、お付き合いが深まる場合もあり、今まで考えたこともなかったような業界とのコラボレーションが実現しております。
そこは、まさに「ブルーオーシャン」。競合他社が戦いに来ていないため、値引きする必要がなく、利益率も高い。また、楽しく仕事ができる場所です。但し、最初はやったことがない仕事のため、考えることが苦痛な方にはしんどい場所です。今まで慣れ親しんだ「レッドオーシャン」に戻りたくなるでしょう。でも、レッドオーシャンには、将来がないということは明白なので、先へ進むしかありません。やったことのない新しいチャレンジだからこそ、組織内で知恵を共有し、補完し合いながら遂行していくことをお勧めしております。
組織内で知恵を共有するためには、営業現場での顧客の声を可視化する必要があります。「百聞は一見にしかず 百?は一行にしかず」。まず動いてみて仮説検証を繰り返しましょう。その第一歩として、展示会で名刺交換した方との情報を財産にしていきませんか?
http://www.salesforce-assistant.com/assistant/assistant-24.html
朝晩はだいぶ冷えてきたので、風邪をひかないように体調管理が必要です。食欲の秋、体育の秋。栄養を摂って、身体を動かして、体力を付けていきましょう。私は10月に1年に1回の健康診断があります。現状の健康状況を定点観測するには良い機会です。あなたは、前年の診断結果を踏まえて、改善活動を行いましたでしょうか?
危機感を覚えるほど、診断結果が最悪だった場合、自分の生活スタイルを見直したのかもしれませんが、診断結果が中途半端に良くなかったくらいであれば、今までと変わらない生活を送ってきたのではないでしょうか?だとすると、今年の健康診断結果が良くなることはないでしょう。昨年と同じか、悪くなっている可能性があります。
アインシュタインは、こんなことを言っています。「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。」
「今回はダメだったけど、次回はできるはず」と前向きに考えることもありますが、同じことをやっているだけなら、結果は結局ダメなものです。前向きに考えるだけではなく、今までとは違うこと、違うやり方を行う必要があります。アインシュタインの言っていることはご最もですが、油断するといつもと同じやり方に戻ってしまうのが怖いところです。
診断結果が悪かった場合、何を改善しますか?「今回は悪かったけど、まぁ何とかなるやろ」と考えてしまうのは最悪です。まずは、今までやっていなくて、今後やるべきことを明確にしないといけないですね。今までやっていたことを繰り返しても結果は同じだからです。「運動する」「歩く」「睡眠時間を増やす」「外食を控える」「お肉を食べない」、など簡単でも良いので、まずは自分なりに改善策を考えることが大切です。
真剣に考えれば考えるほど、もっと良いアイデアが出てくるはずです。例えば、今までと異なるやり方で歩くことを増やすのであれば「自宅の最寄駅の一駅手前で降りて帰宅する」「エスカレーターを使わずに階段を使う」など、日課に落とし込みやすい具体策まで考えることが出来たら良いですね。決めた改善活動をやり切れるなら、違う結果が得られるはずです。
健康診断に限らず、自分の仕事、自分の人生でも同じです。決算期には、1年の経営成績の結果が出ます。健康診断同様、自分なりに改善アイデアを考えて、日課活動に落とし込むことが大切ですね。
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先日、社内行事として毎年夏に開催している「フットサル大会」のため、神戸の『みのたにグリーンスポーツホテル』に行ってきました。新神戸駅から、バスに揺られて20分ほど、山の上に位置する静かなホテルです。当日は、あいにくの雨のため、野球場ではなく、テニスコートを借りて、フットサルを実施することができました。どろんこになることは避けられました。
「フットサル大会」という行事ではありますが、3種目で競い合います。今年は、?綱引き ?2人3脚 ?フットサル、という種目でした。なかなかバランスの取れた種目です。今回、面白いと感じたのは、2人3脚でした。
2人3脚は、二人の人間が一人の右足ともう一人の左足を紐で結んで走る競技です。ここで必要なのは、二人の足並みを揃えることです。身長や体格、足の速さなど、互いの違いを理解して補い合い、息を合わせて協力しあうことが重要です。「結束力」が試されます。
今回、6チームの戦いです。1走目、2走目、3走目、4走目(アンカー)という順番です。どのチームも息を合わせて速く走ることを考えていました。私も同じ考えでした。ただ、紐の数に落とし穴がありました。紐は、1チーム3つありました。普通に考えると、1走目、2走目、3走目の人間が、紐を足に結びます。4走目のアンカーは、1走目の人間が走り終わったら、その紐を外して、自分たちの足に結ぶ必要があります。ただ、それだけのことだと思っていたのですが、、、
2人3脚のルールとして、紐が外れた場合、外れた場所に戻って結びなおして走るという説明があったので、1走目の人間がぎゅうぎゅうと強く結んでいたのです。1走目が走り終わって、その紐を取ろうとすると強く結び過ぎて全く取れず。私はアンカーだったのですが、3走目が走ってきているにも関わらず、まだ自分の足に紐を結べていなかったのです。1位を狙えたかもしれないのにイマイチな結果になっていました。こんなヘマをしたのは、自分のチームだけかと思っていたのですが、実は他チームも同じ現象になっており、2人3脚は3位でした。思わぬ落とし穴でした。事前に想定できれば良かったのですが、悔やまれます。あるチームは、焦りすぎて、右足と右足を結んでしまったようです(笑)。
息を合わせて速く走ることに意識を集中しておりましたが、紐をぎゅうぎゅうと強く締めすぎてはいけないということに意識がまわっていませんでした。やはり、事前のシミュレーションだけではなく、リハーサルは大切ですね。リハーサルとして、足並みを揃えて走ってはいたのですが、1走目から4走目まで本番のように走ってみたら、事前に気付けていた要素だと感じました。一部分だけではなく、全体を通してのリハーサルは大切ですね。
]]>
4月に入り、新入社員が入社して、教育研修をされている時期でしょうか?また、マネージャーの方々は、どうやって教育指導すべきか考えている頃でしょうか?人間という生き物は、時間の経過とともに勝手に性能が上がっていきます。自分の中に知識や経験が積み重なり、できることが増えていきます。そのため、わざわざ育成をしなくても育つようになっています。産まれたばかりの赤ちゃんも、時間の経過とともに、言葉を話せるようになっていきます。教えなくても、育ってくれるのが人間です。
放っておいても勝手に育ってくれるのに、なぜ教育指導するのでしょうか?それは「育たなくはないけれど、時間がかかりすぎる」からです。つまり、急成長しないからです。入社した社員が辞めずに、何十年も同じ会社で働いてくれるのなら、成長するまで待っていられるものですが、最近は3年以内に3割辞めるというデータがあるくらいです。そのため、のんびりと成長を待っていられないわけです。
『営業力強化』に取り組む企業は多いのですが、残念ながら人を育てるには時間がかかります。そこで、検討すべきは『営業組織力強化』です。営業担当者ひとりのスキルアップを図るのではなく、営業組織全体でサポートしながら成長していくという手法です。やり方はシンプルで、受注率の高いベテランや先輩営業マンが、受注率の低い若手やできない営業マンに対して、ノウハウをギュっと注入するのです。受注率をグイっと引き上げてやるのです。
どうやって受注率が上がるノウハウを注入するのでしょうか?どの営業マネージャーも部下に対してアドバイスくらいしていると思いますが、受注率が上がるアドバイスになっていますか?部下が抱える顧客に関する商談情報を共有した上で、具体的なアドバイスをしなければ受注率は上がりません。「そのお客さんなら、この資料を持って行ったら?」「そのお客さんなら、その人じゃなくて、あの人に会った方が良いぞ」「そのお客さんなら、来週になって行ったら遅いから、今週中に行っておけよ」と具体的でなければなりません。
これを『チームセリング』と呼びます。部下の先にいる顧客情報を共有した上で、具体的な指示・アドバイスを出すことで、部下の受注率をグイっと引き上げてやるのです。営業マネージャーからは「部下の顧客まで把握できない」と言われますが、それを可能にするのが『日報』です。日頃から、部下の営業活動(どのお客様とどのような商談をしているのか)を日報で確認していると、それぞれの顧客イメージが分かってきます。そのためには、日報にどのようなお客様なのか分かるような書き方が理想的です。「見積書を提出しました」「新製品を説明しました」と自分がやったことだけを書く日報をいくら読んでも、顧客イメージは分からないので、『顧客の反応』もきちんと日報に書く習慣を付けたいですね。そうすると『チームセリング』により営業組織の受注率を向上させることができます。
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