こんにちは、NIコンサルティングの草薙です。
最近、咳き込んでいる人が多くないですか?
私も3月初旬から咳が止まらなくなり、気づけば50日が経過しました。
咳き込みすぎて、あばら骨が痛く感じるようになったため、先日、呼吸器内科に行ってきました。
気管支炎やあばら骨の疲労骨折を想定しており、レントゲンや血液検査をして頂きましたが、肺に影はなく、骨にも損傷はありませんでした。恐らく咳き込みすぎて、胸の神経が痛んだのでしょう。
全ての診療が終了し、「診療費計算書」の明細を見ると、「初・再診料:270点」「検査料:642点」「画像診断:574点」「投薬・処方箋:68点」、「合計:1554点」と書かれていました。『1点=10円』なので、15,540円の診療費です。ドクターから「念のため、血液検査をしておきますね?」と聞かれたので、承諾をしましたが、その検査料に6,420円がかかっているとは思いませんでした。自己負担は30%ですが。
アストラゼネカさんの「シムビコートタービュヘイラー」という吸入器を、2本処方されようとしたので「それ高いですか?」と私が尋ねたら「高いです!」という返答。1本6,000円のお薬ですが、ドクターは価格を知らなかったです。このような小さなことが不信感につながります。
多くのMR(医薬情報担当者)がドクターと商談をするために、待合室で待っていましたが、薬の使用情報や副作用情報、新薬の宣伝活動などをしてもらうのは勿論、是非ドクターの指導もして頂きたいものです。
MRにとって、顧客は誰でしょうか?顧客はドクターや薬剤師です。そして、もっと考えて頂きたいのが「顧客の顧客=エンドユーザー」である、患者です。つい、ドクターに薬の情報だけを提供していれば良いと考えがちになりますが、「ドクターが患者に喜ばれるためにはどうする?」という視点で考えて欲しいです。
一度、以下の質問について考えてみてください。
なぜ、お客様は同業他社の中で、当社を選んでくれているのか? 当社の商品・サービスはお客様にどのような効用・成果を実現しているのか? 当社の本当の商品(売り物)は何か?
例えば、MRの場合、商品は「薬」です。しかし、顧客であるドクターは「患者の頼れるパートナー」になりたいと思っているかもしれません。「患者の頼れるパートナー」になるためには、レントゲン写真や血液検査の診断結果を詳しく患者に説明すべきでしょうし、薬に関する価格情報も正確に患者に教えてあげるべきです。それが、患者との信頼関係の構築につながります。
「MRがドクターのやり方にまで物申すことはできない!」と思うかもしれないですが、薬の情報だけではなく、患者と信頼関係を築く方法を教えてあげると、ドクターも喜ぶのではないでしょうか?21世紀の営業活動の定義『売る=教える』です。役に立つ情報は、薬以外でも教えてあげましょう。
上記3つの質問について考えてみてください。
そして、答えを書き出してみたら、お気軽にご連絡ください。
赤ペンをさせて頂きます。
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