こんにちは、NIコンサルティングの草薙です。
3月が始まりました。
日本には3月決算の企業が多いため、現在奮闘中の営業マンとよくお会いします。
期初に立てた計画通りにうまく事が運んで来た人は、期末になって慌てる必要がないのですが、ギリギリになって頑張る人が多いためか、決算月はどの企業もバタバタとされています。
バタバタして「結果オーライ」で目標を達成できると良いのですが、ここ数年は「結果オーライ」にならない企業が増えてきています。「結果オーライ」にならないのであれば、早い段階からどうやって結果を出すのかを考えないといけません。
「結果が出ない・・・」ということに気づいたら、
P(計画を修正)→D(計画通り実行)→C(実行後の振り返り)
を繰り返すのみです。
問題は、「結果が出ない・・・」ということに気づきながらも、やり方を修正しない人が多いことです。今まで慣れ親しんだやり方を変更するということは大ごとのようです。小さいことでもパワーが必要になります。そのような中、上司から指示されることが多すぎて「あれもこれも、そんなにたくさんのことはできません!」と怒っている営業マンもいました。キャパオーバーです。
では、どうしたら良いのか?
何でもかんでも、やろうとしないことです。「あれもこれもやらなければ・・・」と思うと、結局どれも手つかずになっている人を見かけます。あれもこれも複数のことを同時並行でこなせる人であれば問題ないのですが、そういう人ばかりではありません。
意識せずに日々やっている業務は、この際思い切って捨ててみましょう。恐らく捨てきれずに延長線上で続けるでしょう。そして、今まで意識していなかった業務を意識しましょう!それでも、新しいことなので最初は手がつきません。ずっと手がつきません。それでも意識をし続けます。そうすると、そろそろやろうかという時期がやってきます。
3月決算の企業は、追い込みの時期ではありますが、来期の計画を完成させる時期でもあります。あれもこれもと、欲張り過ぎずに計画を立てることをお勧め致します。但し、やると決めた計画だけはやりましょう!