こんにちは、NIコンサルティングの草薙です。
2020年オリンピック開催地が東京に決まりました!
7年後にどのような自分、会社になっていたいのか、理想の姿を考える良いきっかけになりますね。この熱が冷めきらぬうちに中期(7年後)の計画を立ててみませんか?
7年後ということであれば、7回の決算期がやってきます。「毎月決算」と考えると、84回です。毎年1回、決算月に1年の活動を振り返るより、年間12回、自分の活動を振り返った方が質は高まっていくはずです。さらに言うと「日々決算」と考えることで、毎日が勝負の日に変わります。休日はオフの日、平日は「日々決算」という考え方を取り入れて7年後に向けて張り切っていきましょう!
先日、クライアント企業にて総会があったため出席させて頂きました。その会社では、毎年総会を開催して、その期の振り返りと来期の目標を各チームが発表する場を設けています。社内の人間だけで会議と称してそのような機会を持つ企業は多いですが、その会社は社外の取引先を招待して、その方々へ企業の現状をオープンに伝えているのです。
ここで重要な点は、社内の人間に対して「今期の振り返り」や「来期の目標」を有言するよりも、社外の人間に対して有言する方が実行すべき状況に立たされる、ということです。社外の方々に公言をしてしまったら、やらなければならない度合が大きくなります。社員から強いコミットメントを得ることが可能です。社長だけが取引先に対して、公言するだけではあまり意味がなく、社員ひとりひとりが公言するという環境が社員を強くします。
プレゼンテーション慣れをしていない方が多い中で、その企業の社員さんは堂々とお話しをされていました。実はこの会社では、日頃から会議やミーティングで自分の考えを皆に伝える機会を積極的に持っています。人前で話すのが苦手という方もいらっしゃると思いますが、トレーニングで何とかなります。水泳と同様、畳の上で泳いでも上手くならないのと同じで、実際に話してみないと意味はありません。その機会をどれだけ持つことができるのかで、社員の成長率は変わってくるのです。
オリンピック招致をするために、日本のプレゼンテーターもプレゼンテーションの練習を相当したと聞いております。練習し、リハーサルし、また練習し、リハーサルの繰り返しをされたようです。日本人に欠けている「パッション(情熱)」を全面に出すように、プレゼンテーションの達人からも指導を受けたようです。人前で話すのが苦手な方でも、練習とリハーサルを繰り返すことで、プレゼンテーションは上達するということです。オリンピック招致のプレゼンテーション動画を見て、パワーをもらいましょう!